OSB
OSBが織りなすアクの強い表情は
個性豊かな木質空間を生み出す
OSBは、1つ1つのストランドが形づくるアクの強い表情が魅力で、化粧材としても住宅・非住宅問わず人気のある素材です。壁や天井、床という大きな面にOSBを使えば、それだけで空間にアクセントが生まれます。耐力壁や床・野地板といった構造材の場合は、JASのスタンプが付いた構造用のOSBを用いますが、そのまま露しとして、仕上げ材を省略し敢えて粗野に仕上げるケースも少なくありません。表面をサンダー掛けしてJASのスタンプを消した内装用のOSBは、より美しい仕上がりが可能です。リノベーションにも、もってこいの素材です。
耐久性に優れるOSBは
造作材や家具にも相性抜群
OSBは加工性にも優れた素材で、内装材としてだけではなく、造作材としても利用可能な素材です。テーブルや椅子、棚、照明器具など、その用途は多種多様です。カットした小口をそのまま見せると、OSBならではのテクスチュアがデザインに深みを与えてくれます。OSBは素材そのも
のの強度も優れているので、造作材の耐久性も抜群です。使用後の傷が目立ちにくいというのもOSBの強み。病院や福祉施設などで利用するストレッチャーなどが衝突しても、傷は目立ちにくく、仕上げ時の状態を長期に渡って保つことができます。