カナダツガの床組

カナダツガの根太床は
しなやかな強さと心地よさがある

床は建物の鉛直荷重だけでなく、水平荷重にも抵抗します。最近では、大きな水平荷重が作用した場合に床が大きく変形しないように、床下地である根太を省略した根太レス床が増えています。一方、根太床は、設備配管を引き回すスペースや断熱材を充填するスペースとして活用できます。根太床は歩いたときの感触が柔らかく、身体に負担をかけにくい床とすることができます。曲げ強度の高いカナダツガを根太に使えば、無理なく設備配管を納めることができ、機能に優れた根太床がつくれます[※]。

部材の変形しにくさを示す数値として、ヤング係数があります。ヤング係数の値が大きいほど、部材は曲がりにくくなります。スギの一般的なヤング係数はE70ですが、カナダツガはE120。材が曲げ破壊されるまで荷重をかけたときの強さを示す曲げ強度(F)も330であり、
曲がりにくい材といえます。

保存処理が必要な土台は
薬剤が
浸み込みやすいカナダツガで

土台は基礎立上りと柱に接する部材で、柱から流れる鉛直荷重を基礎へと伝達する役割を担います。柱と土台、基礎立上りはホールダウン金物などで緊結する必要があるので、接合金具保持力に優れるカナダツガは土台にも最適です。土台に使用する木材は、地面からの湿気対策や防蟻対策が求められます。日本の高温多湿な環境に適応できるように、適切な薬剤で保存処理する必要がありますが、カナダツガは薬剤が浸み込みやすいのが特徴であり、耐久性を長期に渡って発揮できます[※]。その性能の高さは、日本における50年以上の実績が証明しています。

薬剤には、日本農林規格(JAS)で定められたものを適切に使用しています。加圧注入によって、木材の内部まで薬液が浸透しています。