ディメンションランバーによるジョイスト梁

ディメンションランバーを
並べると
床を支えるジョイスト梁になる

ジョイスト梁とは、見付け幅の小さなディメンションランバーによる梁で、1つの梁材が鉛直荷重を負担できる面積は小さいものの、細かいピッチで並べることで、見付け幅の小さなディメンションランバーで大面積の鉛直荷重を支えます。在来軸組構法・枠組壁工法のいずれにも使用できます。ディメンションランバーを大梁に落とし込んで、その上から厚物のOSBや構造用合板を張れば、強固な水平構面となります。ディメンションランバーの梁成は最大で286㎜(2×12)。条件に合わせて最適な断面寸法のディメンションランバーを選べます。

ジョイスト梁を露しにして
天井に豊かな表情をつくる

ジョイスト梁による床組を露しにすると、ディメンションランバーの存在感を生かしたインテリアとすることが可能です。荷重条件を考慮しながら、ディメンションランバーの部材成やピッチを調整することで、天井面に色々な表情をつくることができます。照明での演出もジョイスト梁の醍醐味です。ジョイスト梁の間にダウンライトを取り付けて、梁にスカラップを描くようにライトアップする方法や、壁際に間接照明(コーブ照明)を組み込んで、梁の端部を均一かつ柔らかい光でライトアップする方法、などが考えられます。

ジョイスト梁による床組で
スパンを大きく飛ばす

ジョイスト梁の材料となるディメンションランバーはコストを抑えることができる材料であり、細かいピッチでならべても、材料費はそれほど上昇しません。結果として、コストを抑えつつスパンを大きく飛ばすことができます。単純梁としては最大で6m程度のスパンが実現可能です。無垢材でも最大で6mスパンが可能ですが、4mを超えると、材料費がやや割高になる傾向があるので、6mスパンを実現するのであれば、ディメンションランバーによるジョイスト梁は選択肢の1つとなります。ワンルームのLDKだけではなく、共用スペースなど、無柱空間が求められる場所での活用が期待できます。長尺材でも、比較的軽量なので施工性は良好です。